【資格】現場監督に一級建築士免許は必要なのか【施工管理】

こんにちは!建築太郎です。

今回は、

現場監督に一級建築士免許は必要なのか

の記事を書いていきます。

現場監督(施工管理)の仕事をしている中で、目指す資格は二種類あります!

・一級建築施工管理技士

一級建築士

この二つです。

まず”一級建築施工管理技士の資格は、”THE 現場監督”の資格のため、

取得を目指すのは、現場監督をはじめとする建設現場で働いている人がメインです。

一方、今回記事を書いていく一級建築士の資格は、

現場監督だからこそというよりは、建築系の仕事に就く人であれば、

ほぼほぼの人が取得を目指す資格です。

そのため、難易度は高く、世間的な知名度も高い資格です。

”一級施工管理技士の資格があるなら、一級建築士の資格は目指さなくてもいいんじゃないか”

”現場監督が一級建築士もってて、メリットはある?”

などの疑問を持ち、受験を悩んでいる方々にぜひ読んでいただきたいと思います。

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一級建築士とは

一級建築士とは、国土交通大臣から認可を受けた国家資格です。

詳しい業務範囲や受験資格などは、公益財団法人建築技術教育普及センターのHP

https://www.jaeic.or.jp/smph/shiken/1k/index.html)に記載してあるので、

参考にしてみてください!

現場監督に必要??

現場監督として一級建築士の免許が必要か不必要か

はっきり言って必要では、ありません!

そもそも現場監督になるために必要不可欠な資格はひとつもありません。

現場監督という視点ではなく、

建設現場という視点で話した場合、現場にはいなければいけない人(役職)がいます。

・統括安全衛生責任者

・現場代理人

・監理技術者

以上、3名です。

現場の工事看板に名前が記載する方々であり、同じ人が兼ねても構いません。

(また、工事の規模により専任でなくて良いです)

まず、2つ

”統括安全衛生責任者”と”現場代理人”ですが、

こちらは、必要資格はありません!

現場ごとで勝手に任命するものなります。

そして、

”監理技術者”です。

こちらは、監理技術者の資格が必要となります。

この資格を取得するためには、一級建築士や一級建築施工管理技士の一級国家資格を持ち、監理技術者講習を受講する必要があります。

そのため、監理技術者になる場合は、一級建築施工管理技士の資格で十分であり、しかも監理技術者の面から考えると、一級建築士<一級建築施工管理技士になります。

資格取得のメリット

現場監督に一級建築士免許は、必要ではありません。

しかし、なぜ多くの現場監督が一級建築士免許の資格取得を目指します。

それは、なぜでしょうか。

現場監督が一級建築士免許を取得するメリットをあげていきます。

・給与面

・待遇/ポジション

・知識

・モチベーション

・転職に有利

などなどがあります。一つづつ解説します。

給与面

会社にもよりますが、

多くの場合で、資格取得に対する報奨金資格手当(多い会社では、月5万円)や

基本給のアップが期待できます。

受験前に一度会社の制度を調べて見ましょう。

待遇/ポジション

現場における同僚、上司、職人、番頭からの評価が上がります。

そして、扱いが大きく変わる点は、面白いです笑

私自身、初めて仕事をする職人でも、

一級建築士免許を持っている=優秀”

と思ってくれ、素直に仕事をやってくれるようになり、

とても仕事がしやすくなりました。

建設現場は、そのようにすごくわかりやすい職場です。

特に一級建築施工管理技士はもっている監督は、多いですが、

一級建築士を持っている監督はかなり少ないです!

それゆえに、評価が上がりやすく、仕事がしやすくなります。

知識

一級建築士の科目の中で、現場監督の業務に活かせる科目が2つあります。

”施工””法規”です。

学問としてこの2つを学び、知識を得ることで、

より現場監督の仕事に対する理解が深まります。

そして、自身の理解のもと、仕事に取り組めるようになるため、

より仕事が楽しくなります。

モチベーション

一級建築士の資格は、難易度の高い資格であり、知名度の高い資格です。

そのため、資格取得は社内だけではなく、世間でも評価をされます。

私自身、資格を取得したことを、SNSに上げた際、

建築に関係のない多くの友人、知人から賞賛を受けました。

周りから褒められるというのも、大きなメリットであり、

自身のモチベーションアップに繋がります。

転職に有利

もっとも重要なメリットです。

現場監督の仕事をしており、一級建築士の免許取得を目指している方の多くが、

いずれ転職をすることが頭の片隅にあるのではないでしょうか。

終身雇用が当たり前ではない世の中です。

経験だけでなく、資格を取得しておくことは、自分の財産となります。

特に転職活動では、自分の現場での知識や経験を披露できる機会などありません。

資格は、転職において”最もわかりやすい武器”です。

私も転職が成功したのは、一級建築士免許のおかげだと考えています。

なによりそれ以外で強くアピールできる点がありませんでした。笑

また、一級建築施工管理技士の資格ももちろん武器にはなりますが、それが武器となるのは、同業他社の現場監督への転職の場合のみです。

転職先は、現場監督以外が良いという気持ちはないでしょうか。

まとめ

現場監督にとって一級建築士免許は必要ではありません。

しかし、私自身、現場監督の立場でありながら、一級建築士免許を取得しました。

現場監督にとって、一級建築士免許とは

必要以上の価値のある資格

一級建築士免許をとって、マイナスだったことはありません。

ぜひ、一級建築士免許は現場監督にこそ取得してもらいたい資格です。

持っていて当たり前でない世界です。

副次的なメリットがいくつもありますよ。

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【転職】ぼくが竹中工務店をやめた理由

こんにちは、建築太郎です。

今回は、

私が大手スーパーゼネコン竹中工務店”を退社した理由

を書いていきたいと思います。

新卒で入社をし、約5年間現場監督(施工管理)として働いてきました。

しかし、私は転職の道を選択しました。

その理由を書いていきます。

現在、建設業界で仕事をし、現場監督という職に就き、

将来に対する不安を抱えていたり、

転職を考えている方にぜひ読んでいただきたいです。

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なぜ竹中工務店に入社したのか

私がなぜ新卒で竹中工務店に入社を決めたのか、

それについては、下記のブログで書いているので、

ぜひ併せて読んでいただければと思います!

私は、竹中工務店が第一希望で、入社した後もその気持ちに変わりなく

今でも竹中工務店は大好きです!

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はじめて転職を考えた

私が初めて、転職を現実的に考えたのは、4年目に入ってすぐの4月です。

理由は、一級建築士の資格を取得したためです。

以前から漠然と転職は、頭の片隅にありました。

しかし、

”今の自分が外に出て通用するのか”

”最低3年は続けないと”

という気持ちがあり、転職を現実的には考えていませんでした。

そこで、資格というわかりやすい武器を手に入れることで、自分に自信を持った。

とともに、

一級建築士の資格を持っているのに現場監督をやってるのって勿体無くない??

と考え、転職エージェントに登録をしました。

転職をやめる

結局、このときは一、二度エージェントの方の面談をし、

求人票を拝見しただけで、選考へとは進みませんでした。

はじめて、転職をはじめて思ったこと

・自分の市場価値の高さ

竹中工務店の待遇の良さ

この2点を知ることができました。

資格と現職の経験からなる、市場価値の高さ

それに見合わないほど現職の高待遇です。

ここで、分かったことが転職をするのならば、

有名企業含め、チャンスのある求人は多数あること

現段階でより高待遇へは、厳しい(年収中心。働き方は、除外。)ことです。

なぜ転職活動をやめたのか

・現職の業務が忙しい

・現職が楽しい

この2点が、1回目の転職活動をやめた理由です。

その時配属されていた現場が、竣工まで半年を切っており、

転職活動を行うヒマはないほど忙しかったです。

更に、忙しくも4年目となり、

仕事が自分の裁量で進めれるようになっており、とても楽しかったです。

自分の仕事を進めるためであったら、

月に100時間近い残業をしても、大して苦ではなかったです。

そのため、転職する必要ないじゃん!と思い、1度目の転職活動を終了しました。

2度目の転職活動

1度目の転職活動から、約1年6ヶ月後。

私は、2度目の転職活動を始めました。

そして、この転職活動で竹中工務店を退職することとなります。

2度目の転職活動をはじめたキッカケ

・結婚

・異動 

この2点です。

この一年は、とても変化の多い年でした。

  3月 現場竣工→異動(現場応援)

  5月 結婚

  7月 応援の現場竣工→異動

  8月 転職活動スタート

10月 転職活動終了

12月 竹中工務店 退職

結婚

自身の将来に対する考え方が大きく変わる。

異動

会社に対する不信感が芽生える。

この2つのキッカケが、転職活動を本格化させてくれました。

 転職を決めた理由

転職活動を本格スタートし、第一志望の会社から内定をいただきました。

そして、その会社への転職を決めることとなります。

転職を決めた理由

・現職でのキャリアプランが想像できない

・建設業界と改正労働基準法

・働き方重視

・自分のやりたかった仕事

以上です。

前半2つは、現職をやめた理由

後半2つは、転職先を決めた理由です。

一つづつ、掘り下げていきます。

現職でのキャリアプランが想像できない

私は、建築技術系の採用枠で竹中工務店に入社をしました。

活躍の場としては、花形は現場監督です。

しかし、内勤での見積りや安全管理、品質管理、計画など様々な業務があります。

入社した当初は、いつかは現場所長になることを夢見ていましたが、

実際に仕事をしていくうちに

自分が所長になる自信がなくなると共にその憧れは薄れる

ことになりました。

そして、現場以外、内勤での業務を考えましたが、

やりたい仕事、やりがいを感じる仕事を見つけることができませんでした。

建設業界と改正労働基準法

2019年4月に改正労働基準法が、制定されました。

これまでの36協定は、建設業界は、除外をされていましたが、今回の改正によって、猶予期間5年をもって、月残業時間45以内+年間残業時間360時間以内という法に拘束されることになります。

内部で働いていた身からすると、現実的な時間ではないと感じており、これを会社及び社員として実現するためにより多くのサービス残業が増えてしまうのでは、と考えています。

(現状では、月残業時間は80時間以内という制限が設けられているため、ほとんどの社員が79.5時間まで残業をつけ、それ以降はサービス残業をおこなっている例もあります。)

これは、ある会社のみではなく、建設業界全体に言えることです。

そのため私は、転職先をディベロッパー業界にしました。

働き方重視

ここから、転職先を決めた理由です。

・残業時間が20時間程度

・完全週休二日制+祝日休み

・年間休日120日以上

これらを転職先の選考基準としました。

私が考える将来の姿を実現させるために、必要な条件です。

必要最低限の給与を稼ぎ、自分及び家族のために時間を使う

これは、”残業時間≒給与”以上の価値あるものだと考えています。

自分のやりたかった仕事

これが最も大事な理由となります。

大学時代から街づくりやコミュニティに対する問題解決に興味を持っていました。

しかし、新卒時代にその業界を受けなかった理由は、

・そもそも知らなかった

・建設業界に入社することが建築学科生が就活成功のお手本

今思えば、つまらない理由で大事な新卒のカードを使ってしまったなという考えもあるかもしれませんが、後悔はありません。

学生時代と社会人になってからの働くことに対する考えは、全く変わりました。

仕事をいわゆる仕事として考えるのではなく、

もっと自分に正直に、やりたいことをやるべき

と考えるようになりました。

そして、現在の転職先を選択しました。

もちろんそれに見合った、待遇、給与すべてを求めるのは少し贅沢かもしれません。

まとめ

現場監督から転職をしようか、と考えている皆さん

ぜひ一度はじめてみるべきだと、私は思います。

私自身、一度は転職活動をはじめてみて、やめています。

それによって、

自分の立場や環境がより客観的にわかる!

そこから、現職に残るのか、転職はじめるのか、がスタートラインです。

私は、竹中工務店も現場監督という仕事も大好きです。

しかし、転職をおこなった理由は、

自分の人生のバランスを考える

これを考えた時に、自分にとっての正解が転職に至ったからです。

現場監督は忙しいです。

仕事中心で他のことを考える暇もないかもしれません。

しかし、私としては一度、手足を止めて、自分の10年後、20年後の姿を想像して見てほしいです。

いくつかの答えが見えてくるかもしれません。

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【転職】現場監督からの転職 面接質問予想!【保存版】

こんにちは、建築太郎です。

今回は、

現場監督からの転職 面接質問予想!

についての記事を書いていきます。

特に、現場監督からの転職先として最も人気のある

・品質管理職

・確認検査機関

・都市開発

・他社施工管理

これらに特化した内容となります。

他業種も現場監督という経験から似たような質問がされる場合もあります。

ぜひ参考にしていただきたいと思います。

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面接の雰囲気

面接の雰囲気についてですが、多くが面談に近い雰囲気で行われます。

ここが新卒時の面接と大きく違う点です。

面接室の大きさとしては、打ち合わせスペース程度の広さで、

面接官とは、会議テーブルを1つもしくは、2つ挟んだ程度の距離感

で行われることが多いです。

そして、多くの場合、面接官に関しても1〜2名がほとんどで、

人事系+技術系管理職とで行われます。

そのため、厳格な厳しい面接というよりは、

和やかな雰囲気で会話を重視した面談形式

となります。

緊張しすぎず、テンポよく的確に答えるように心がけましょう!!

面接の流れ

面接の流れは、以下の通りです。

①入室→挨拶
②面接官から自己紹介
③志望動機や自己アピールなど一般的な質問(人事系)
④前職の経験や知識など専門的な質問(技術系)
⑤働き方や私生活に関するパーソナルな質問
⑥逆質問
⑦面接終了→退出

一般的には、このような流れで進みます。

面接時間は、40~50分間程度が多く、面接官に関してもあらかじめ全ての質問を決めているのではなく、

質問に対する受験者の回答に対して掘り下げていく、質問をアレンジしていく形

をとります。

質問予想!

頻出質問事項を人事系・技術系・パーソナル・若手限定に分けて記載していきます。

人事系

・自己アピール/自己紹介

・志望動機

・職務経歴

・転職理由

・長所/短所

・当社のイメージ

・なぜディベロッパー業界

・当社が取り組んだプロジェクトを何か知っているか

技術系

・前職の経験を生かし、貢献できる点

・前職でやりがいのあった経験

・前職での失敗談→成長

・入社後のキャリアプラン

パーソナル

・転勤や長期出張の対応は可能か

・前職の平均残業時間

・前職の年収

・転職にあたって、他社の選考状況

若手限定

→新卒に近い質問がきます

・新卒時の就職活動の状況

・学生時代に学業以外で打ち込んでいたこと

以上となります。

先ほど記載した通り、上記の頻出質問事項に対して答えたことに更に質問が予想されるので、一回のキャッチボールにならないような回答を心がけましょう!

おすすめサイト

転職活動にあたって、必ず登録をしなければいけないサイトが二つあります。

それは、”転職エージェント””転職情報サイト”です。

転職エージェント

求人の提案や面接練習、企業交渉など転職における面倒なことをすべて行ってくれます!

特に、技術系の転職活動は、業界の特性もあるので、建設業界に強い転職エージェントを以下に紹介します。もちろん全て無料です!

ミイダス

一番の特徴は、自分の市場価値から想定年収を簡単なステップで算出してくれる点です!

また、ミイダスからのオファーは、面接確約となるので、書類選考等の手間が省ける点も強みです!

はたらいく

独自求人が多数です!

また、転職成功者のインタビューが充実しており、転職スタートから内定、入社までの実体験を学ぶことができます。

[AidemSmartAgent]転職

 言わずと知れた、転職エージェント超大手企業です。

それゆえの情報の蓄積及び25万社以上との取引実績により、必ず自分にあった転職先を提案してもらえます。登録必須です!

転職エージェントのおすすめは、以上です。

転職成功の秘訣は、複数のエージェントを利用することですので、上記のサイトはぜひ登録してみてください。

転職情報サイト

【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト

転職会議は、転職を検討している方、みなさんが登録をしています!!

企業サイトや、転職エージェントからでは、わかりきらない、企業の実態や働き方、年収などまで、現役社員や元社員の方々が生の声を書いていますので、企業研究及び自身の志望度をあげ、転職を成功させるためには、必ず登録をしましょう!

まとめ

面接で聞かれる質問事項は、メモしていただけたでしょうか。

上記の質問に対する回答を作り、さらに自分でその回答に対して質問をすることで

自分の答えをどんどん掘り下げていきましょう!

また、面接の機会というものは、転職活動においては数少ない社内や社員の雰囲気を確認できるチャンスです。

自分が面接されるとともに、

志望企業を面接する気持ち

をもって、面接に臨んでください。

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【独学受験】一級施工管理技士は独学で合格できるのか??【実地試験】

こんにちは、建築太郎です。

今回は、

一級建築施工管理技士の実地試験は、独学で合格が可能なのか

についての記事を書いていきます。

一級施工管理技士の資格は、現場監督にとっては、必ず取りたい資格の一つです。

忙しい業務の中、自分のペースで勉強を進めることができる、”独学”で合格を勝ち取ることができると嬉しいですよね!!

しかし、業務が忙しいこそできれば確実に一発で取りたいところでもありますね、、

そこで、私の一級施工管理技士の実地試験の受験の経験を基に、

独学での合格が可能なのか書いていきたいと思います。

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一級施工管理技士とは

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出典:建設管理センター 建築施工管理技士資格概要 (https://www.ecc-jp.com/w/kentiku01.html)

一級施工管理技士国土交通大臣から認可を受けた”国家資格”です。

建設工事に関わる現場監督以外にも各職種の方が対象の資格になります!

そのため、現場ではよく目にする資格であり、

建設現場において最も使える資格

と言えます。

より詳しい内容は、建設管理センターHP(https://www.ecc-jp.com/w/kentiku01.html)を参照してみてください!

試験構成

一級施工管理技士の試験は、筆記試験(一次試験)+実地試験(二次試験)の2つの構成となっています。

二次試験のへの受験資格は、一次試験の合格者or一級建築士の資格所者となります。

一級建築士の資格があると、

ストレートで二次試験に挑戦できるので、大きなメリットがあります!

今回は、二次試験にあたる実地試験について、掘り下げていきますが、

実地試験は、経験記述試験と言われる試験です!

その名の通り、これまで自身が携わってきた現場で工夫した点や取り組んだ内容を記述にて答える試験となります。

そのため、明確な正答というものは存在しない試験です。

一級施工管理技士ってむずかしい??

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出典:総合資格学院 一級建築施工管理技士試験の合格率(https://www.shikaku.co.jp/kenseko/info/exam/contents/goukaku.html)

一級施工管理技士試験の難易度についてです。

上の表は、直近10年の合格率をまとめたものになります。

学科試験(一次試験)→約40%

実地試験(二次試験)→約40%

年による多少のブレはありますが、例年40%ほどが学科、実地ともに合格しています。

そのため、数値からは、難易度として、あまり高くないと言えます。

一級施工管理技士のメリットは??

一級施工管理技士を取得するメリットは、なんでしょうか。

・現場の知識向上につながる

・現場内で一目置かれる

・監理技術者資格取得につながる

他にもいくつかありますが、大きくは、以上です。

それでは、一つづつ解説していきます。

現場の知識向上につながる

学科試験、実地試験ともにですが、自身がこれまで経験していない工事や現場のルールとしては把握していたけど、その本質(建設業法や労働安全衛生法)まで理解していなかったことが、試験で問われるため、それに対する知識がつきます。

そのため、経験していない工事でも一度文面で理解していれば、その工事の担当となったとしてもアドバンテージがありますし、本質を理解することで、最低限守らなければいけない線引きができるので、効率的に業務を進めていくことができます!!

現場内で一目置かれる

はじめに記載しましたが、

一級施工管理技士の資格は、建設現場において最も使える資格です。

そして、若手の現場監督は、特に年齢が上の方々に対し、

指導監督する立場として指示しなければいけません。

みなさん経験されてると思いますが、めちゃくちゃナメられます。笑笑

しかし、資格を取得したとなると、現場内での評価がわかりやすく上がり、

一目を置かれるようになります。

監理技術者資格取得につながる

最後に、監理技術者資格についてです。

割と知られていなく、資格取得後に知る方も結構いますが、

一級建築士や一級建築施工管理技士といった一級国家資格を取得している方は、

自動的に

監理技術者の資格要件を満たす

ことになります!

そのため、資格証を申請し、講習を受験するだけで監理技術者として働くことが可能です!!

現在、どの建設会社でも監理技術者の人員不足が問題となっています。

監理技術者は、必ず現場にいなければいけないからですね。

ぜひ、一級施工管理技士を取得したからには、監理技術者の資格も取得をしてください!!

実地試験の内容は?

では、一級施工管理技士 実地試験の試験内容について書いていきます。

第一問 施工経験記述
第二問 仮設・安全
第三問 躯体工事
第四問 仕上工事
第五問 工程管理
第六問 法規

以上が、試験の構成となります。

試験時間は、3時間用意されており、十分に解ききれる問題数で、

見直し含めで私は、1時間30分で試験が終了しました。

独学で合格できる??

では、一級施工管理技士 実地試験は、独学での合格が可能でしょうか??

独学で合格は可能!!

だと言えます。その理由としては、下記の通りです。

・試験の出題パターンが一定

・過去問ベース

・暗記問題多数

以上です!

試験の出題パターンが一定

一級施工管理技士の試験は、先ほどの通り、6つの構成になっています。

そのうちの第一問は、合理化・品質・建設副産物この3つのテーマを年毎に回しており、二年連続で同じ問題が出たことはありません。

そのため、昨年の過去問を確認し、そこで問われたテーマ以外の二つに絞って勉強をしましょう。

そして、第二問〜第四問までは、記述or選択の2パターンを年毎に交互に出題ているので、よりヤマがはりやすいです。

第一問と同じく、昨年の過去問を確認し、それ以外を勉強しましょう。

第五、六問については、出題形式は、毎年同じです。

その中の設問を多少変えてきますので、過去問を中心に勉強しましょう。

過去問ベース

上記でも記載しましたが、勉強は過去問を中心に行ってください。

過去10年分の過去問を解き、その解答を完璧にする。

加えて、過去問では、問われてはいないが、問題文として記載されていたものも覚えるようにしましょう。

また、第二問〜第四問までは、交互の出題となっているので、自身の受験する年が偶数年であれば、過去問も偶数年、奇数年であれば、奇数年の過去問だけ対策しておけば問題ありません。

2019年 一級施工管理技士 実地試験では、約8割が過去問と同じ内容でした。

暗記問題多数

これまで書いた通り、一級施工管理技士 実地試験は、

ヤマがはれる試験

自身の受験年の出題を過去問から分析、予想をし、

そこに絞って暗記を行ってください。

ヤマをはり、勉強をした場合は、出題範囲も広くはないので、

約1〜2ヶ月ほど勉強期間を設ければ、十分に合格可能な試験です。

おすすめテキスト

独学合格に向けてオススメのテキストを紹介します。


1級建築施工管理技士 実地試験問題解説集


詳解 1級建築施工管理技術検定過去5年問題集 ’20年版

上記の2冊を私は利用していました!

問題の解説も充実しており、内容理解が深まり、

暗記のスピードが向上したと思います!

まとめ

一級施工管理技士実地試験は、しっかりと試験の傾向を読み取り、対策を行えば数値・出題傾向ともに

難易度の高い試験ではありません。

逆に言えば、資格学校等に通ったり、独学でも自身の受験年に出題されないであろう問題まで手広く勉強をおこなってしまうと、余計な知識や言い回しが増えてしまい、いざ、本試験の時に実力を発揮できない危険もあると考えます。

ぜひ、独学で、合格を勝ち取っていただきたいです!!

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【就活】ぼくが竹中工務店を選んだ理由

こんにちは!建築太郎です。

今回は、

私が大手スーパーゼネコン竹中工務店”に新卒として入社した理由

を書いていきたいと思います。

私は、新卒時にゼネコンを7社受け、5社から内定を頂きました。

その中からなぜ、竹中工務店を選んだのか、そして竹中工務店の魅力を就活生の目線、元社員の目線で書いていきます。

現在、ゼネコンを中心に就職活動をおこなっている就活生の方々にぜひ読んでいただければ!と思います。

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関連書籍


人と自然をつなぐ建築・都市 竹中工務店の環境建築

竹中工務店とは

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出典:株式会社竹中工務店HP 会社概要

竹中工務店は、日本の大手総合建設会社です。

日本には、大手総合建設会社(スーパーゼネコン)は5社ありますが、

その中でも竹中工務店は、2つの大きな特徴を持ちます。

①非上場

②唯一、大阪府に本社を置く(他4社は、東京)

この2点は、他4社にはない大きな特徴です。

その他の詳しい会社情報や事業内容は、

竹中工務店HP(https://www.takenaka.co.jp/)やwikipediahttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E4%B8%AD%E5%B7%A5%E5%8B%99%E5%BA%97

を参照してみてください!

竹中工務店の魅力【学生目線】

私が、学生時代何に魅力を感じ竹中工務店に入社を決めたのか、それは、

・東京タワーを手がけた実績

・2020東京オリンピックに関われる可能性大

・社員の人柄

他にもいくつかありますが、、大きくはこの3つです!

では、一つづつ解説していきます。

東京タワーを手がけた実績

竹中工務店は、創業400年超の大変歴史ある会社です。

そのため高い技術力を誇り、日本のランドマークである東京タワーを手がけた実績は大変魅力に感じました。

建設業や竹中工務店のことを知らない人は、多くいるかもしれませんが

東京タワーを知らない人を日本で探すのは困難ではないでしょうか?

誰もが知る建築物に携わる機会のある会社

だと思います。

2020東京オリンピックに関われる可能性大

竹中工務店は、”ドームの竹中”と評されるほど、日本全国のほとんどのドーム建築(東京ドームや札幌ドームなどなど)を手がける建設会社です。

そのため、東京オリンピック関連施設の施工を必ず行うであろうと信じ、

結果バドミントンや近代五種が開催予定の「武蔵野の森総合スポーツプラザ」の施工を行っております。

社員の人柄

これが最も入社への気持ちを固めた一因でありました。

私の印象ではありますが、

建設会社の社員や会社の雰囲気は真面目や固い、厳しいというイメージがあり、

会社説明会でも同じ印象を感じていました。

しかし、竹中工務店の社員は、良い意味でどこかゆるく、おしゃれな印象を感じ、とても話しやすかったです。笑

ぜひ私もその社員の方々の一員となって、働きたいと思いました。

竹中工務店の魅力【社員目線】

学生時代、会社を知る機会は、説明会やインターンシップ、OB訪問などわずかな機会しかありません。

就活時に抱いた魅力は社員として、中から見た時どのように見えたのか

社員としての竹中工務店の魅力を書いていきます。

・充実した福利厚生(特に持株制度)

・新社員教育

・品質に対する高い意識

以上となります。一つづつ解説していきたいと思います。

充実した福利厚生

給与面も十分なサポートがありますが、

それに加え会社の持ち株を上限付きで保有できる制度に強みがあります。

特に竹中工務店は、非上場であるため、株式会社ではありますが、

外部の方々は株を購入することができませんので、社員のみの特権になります!!

社員教育

竹中工務店に入社した1年目は、新社員全員が大阪の寮に集まり、

1年間の集合研修を行います。

めちゃくちゃ楽しいです!笑

人それぞれではありますが、よく学び、よく遊ぶ一年でした。

そして、一年間の共同生活でかけがえのない同期ではなく友人を得ることができます。

品質に対する高い意識

会社全体の意識であり、社員それぞれの意識として、

お金がかかったとしても良い作品(建築物)をお客様に提供し、

社会に一つでも多く品質の高い建築物を遺す気持ちがある会社です。

私自身そこで5年間学んだ経験はとても大きく、もし今後マンションを買うのであれば、竹中工務店が施工したマンションをぜひ買いたい!!と思っております。

まとめ

竹中工務店の魅力が伝わったでしょうか??

私自身は、既に離れた身ではありますが、在籍していたことに誇りを持っています。

今現在、建設業界での進路を悩まれている方がいましたら、

この記事が少しでもみなさんの進路のお手伝いができれば幸いです。

最後にまとめとして、竹中工務店は、

良い社員を育て、良い作品を遺す会社

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【21卒必見!】建築学生の就活事情【本音】

こんにちは!建築太郎です。

21年卒の就職活動が徐々に始まっていますね。

今回は

【21卒必見!】建築学生の就職事情【本音】

の記事を書いていきたいと思います。

特に学科生の方は、

進学か?就職か?

とても悩まれると思います。

「進学すると先に社会にでた同期に遅れをとらない??」

「就職するにしても、建築関係はブラック企業が多い??」

これらの悩みの解決をお手伝いします!

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進学と就職の割合

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出典:日本建築学会教育会 建築系大学卒業生の進路に関する第五回調査報告書

上図の学部2010、学部2011のグラフの紫の割合見ることで、学部から大学院へ進学する方の割合がわかります。

建築学科生全体の2〜3割が進学、6割程度が就職の道を選ばれています。

上記のグラフは、いくつかの大学にアンケートをとった結果ですので、

大学によって多少の差は出ると思いますが、

私の大学では4割ほどが進学、それ以外が就職をしていました。

そして、

進学者の割合は、年々減少傾向

にあります。

人気な就職先はどこ??

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出典:日本建築学会教育会 建築系大学卒業生の進路に関する第五回調査報告書

上図が2011年度の就職者割合となります。

10年前の統計にはなりますが、建築業界のパワーバランスをほとんど変わってない

ので、2021年卒の方々に就職先の割合はほぼ同じだと考えます。

建築関係に就職する割合が7割程度!

また、この円グラフから建築系就職先のランキングを確認したいと思います。

1位 総合建設業界(21%)

2位 住宅メーカー(13%)

3位 設計事務所(10%)

やはり人気が高いのは、ゼネコン、ハウスメーカーですね!!

理由としては、学部卒でも入社が十分にでき、

ネームバリューの高い企業が多いからだと言えます。

私自身、スーパーゼネコンに現場監督(施工管理職)として入社をしたのは、

周りに自慢ができる企業だという理由もありました。

進学のメリット・デメリット

進学することのメリットは、

・就職の幅が広がる

・自身の見聞が広がる

・まだ遊べる

などがあります。

特に就職の幅については、スーパーゼネコンや大手設計事務所の設計職は、

大学院卒+コンペ入賞などの実績がなければ、土俵に立つことも厳しいです。

また、大学院に進学し、自由な時間を2年手に入れることで、様々な本や場所、国に出会うことは、今後社会人となっても糧となる経験となるでしょう。

では、デメリットですが、

・年収・経験に差がつく

・無駄に過ごす危険も

などがあります。

特に年収については、

一年目で1000万円近く稼ぐ方も出てきますので差は大きいかと思います。

また、経験についても、

学生時代に学んだことで社会で活かせる技術や知識は多くないです。

そういう意味でも入社した段階で同じ歳でも学卒入社の方は、社会人3年目、院卒入社の方は、社会人1年目となるので多少の差は覚悟しなければいけません。

そして、学びたいことが明確でなく、なんとなくで進学してしまった方は、大事な2年間を無駄にしてしまうでしょう。

大学院の進学は簡単にできても、卒業は、そんなに甘くないです。

就職のメリット・デメリット

就職することのメリットは、

・稼げる

・経験を積める

・友人や知り合いが増える

などです。

やはり一番は、金銭面の充実がメリットだと思います。

学生時代のバイトとは、稼げる額が変わります。

欲しいものや美味しいもの、親への孝行など自分に自由に使える金銭が増えることは、様々なメリットがありますね!

また、社会人の経験は、社会でしか学べません。

それ故に建築系の資格では、受験資格に実務経験を要する資格が多いです!

早く実務を積むことは、資格取得にとっても重要なことです。

そして、

就職し新たなコミュニティに入ることで、友人や知り合いは、自ずと増えます。

そこで会う方々は、学生時代とは、出身地、年齢、分野などなど多岐にわたるので

とても充実した場となります。 

では、デメリットですが

・就職先に多少の制限

ブラック企業の存在

などです。

就職先の制限は、大学院進学のメリットと表裏一体となりますね。

ブラック企業の存在については、日本の4年制大学の就活期間は、

限定的で全員で足並みを揃えることを重視しています。

そのため、人によっては、周りとの状況を比較し焦って、企業研究が甘くなり、

ブラック企業に入社してしまう危険もあります。

建築業界のブラック企業については、次章で詳しく書いていきます!

建築業界はブラック企業が多い??

実際のところ、建築業界は

ブラック企業が多いです!!

ブラック企業の判断基準としては、残業時間が重要になりますが、

業界として、残業時間の多さはとても目立ちます。

私の5年間の建設業界に身を置いた経験から、

建築業界の平均残業時間80時間程度だと思います。。

過労死ラインとされる残業時間は、80時間です。

過労死ライン≒平均残業時間と考えると恐いですね。。

まとめ

進学、就職どちらにもメリット・デメリットはあり、それは表裏一体です。

そのため、

自分の目指す姿を明確に想像する

これを徹底しましょう。

そして、自分のやりたい仕事は建築業界であり、ブラック企業の心配がある場合は、

よく調べ、よく聞くことです。

そして、たとえ残業が多くともやりがいを持って取り組める仕事であれば苦にはなりません。

私自身、平均して80時間を超える残業をしていましたが、仕事が楽しかったです!

自分の時間−やりたいこと−家族との時間、これらを天秤にかけて、

一度自身のキャリアを考えていただきたいと思います。

みなさまのご健闘をお祈りいたします。

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【独学受験】一級建築士は独学で合格できるのか??【学科】

こんにちは!建築太郎です。

一級建築士の学科試験は、独学で合格が可能なのか

についての記事です。

一級建築士の受験を考えた時、資格学校に通うべきか、独学では不可能なのか

と考えると思います。

資格学校に通うとなると100万円以上の出費となり、

必ず合格が約束されるわけではないので、悩んでしまいますよね!

私は、2017年の一級建築士試験に24歳で挑戦をし、一発合格をしました。

その経験を基に書いていきたいと思います。

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一級建築士とは

一級建築士とは、国土交通大臣から認可を受けた国家資格です。

詳しい業務範囲や受験資格などは、

公益財団法人建築技術教育普及センターHP

https://www.jaeic.or.jp/smph/shiken/1k/index.html)に記載してあるので、

参考にしてみてください!

試験の構成は?

一級建築士試験は、

毎年7月に学科試験(一次試験)、毎年10月に製図試験(二次試験)が開催されます。

今回は、学科試験について、記載したいと思います。

学科試験は、4択の選択問題となっており、

最も不適当なものor最も適当なものを選択肢の中から選びます。

科目としては、

・計画
・環境設備
・法規
・構造
・施工

以上、5科目となります。

合格基準は?

合格の基準としては、その年毎の試験難易度や受験者数等によって多少の前後はありますが、

125点満点中90点以上、合格率20%以下が基準とされることが多いです。

(ちなみに、2019年度の合格基準点は、97点の合格率22.8%でしたので、問題の難易度が低く、合格点が向上したと考えられます)

私が受験した、2017年は、合格点89点の合格率18.4%でした!

独学での合格は可能??

合格率20%以下の狭き門となる一級建築士学科試験ですが、独学で合格を勝ち取ることは可能でしょうか。ずばり

独学でも合格は可能!!

だと言えます。

理由としては、以下の通りです。

・過去問ベースの出題傾向

・選択肢問題のため、暗記が中心

以上です。

結局は、過去問と全く同じ問題か同じ選択肢で構成される問題が多いです。

そのため私自身も試験前の1~2か月前は10年分ほどの過去問を何度も解いていました。

また、出題範囲及び出題科目が多岐にわたる一級建築士学科試験の合格最短の道は、

内容理解ではなく、暗記です。

そのため、資格学校の先生にわざわざ教えていただくことは、あまりないです!笑

独学おすすめテキスト

オススメのテキストを紹介します。


ラクラク突破の1級建築士スピード学習帳2020


令和2年度版 1級建築士試験学科過去問スーパー7


令和2年版 建築関係法令集 法令編

こちらの3冊を揃えていただければ、活躍しますよ!

特に法例集は、試験での参照が可能ですので、必ず購入してください!!

資格学校の良さは?

一級建築士学科試験は、独学での合格が可能です。

では、なぜ資格学校があり、資格学校に通う受験生の方が多いのでしょうか。

資格学校のメリットは、

学習に対する強制力

これに尽きると思います。

やはり、100万円近く払ったのだから、通わなければもったいないし、

授業に行かなければ、営業担当からのフォローの電話が入ります。

(職場にも電話がきます。笑)

そのため、受験を決めたはいいけど、

仕事が忙しく、受験勉強がおざなりになってしまう

このような危険がある方には、資格学校への入学をおすすめしたいと思います。

まとめ

一級建築士学科試験は、独学での合格が可能です!

しかし、合格に対する強い意志をもち、継続していく力がある方に限ります。

そこに対し、少し不安がある方は、資格学校への入学が合格に一歩近く手段かもしれません。

みなさんの健闘をお祈りしています!

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【いますぐ辞めろ!】現場監督に向ける転職のススメ【転職】

こんにちは、建築太郎です。

現場監督(施工管理)に向ける転職のススメ

についての記事です。

はっきり言います。

現場監督をしている方、今すぐやめましょう。

一度きりの人生、仕事だけで終わっていいですか?

この記事にアクセスされた方は、

現場監督の仕事に不満を持ち、転職を考えているが踏み出せない

そして、以下のような悩みを抱えていないでしょうか。

転職って難しい??

そんな時間ある??

自分に何ができる??

私の転職の経験をもとに、みなさんに転職のススメをお伝えします。

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転職を考える

皆さんは、転職を考えたことはありますか?

私がはじめて転職ということを考えたのは、一級建築士を取得した年の4月でした。

そもそも現場監督の仕事の時間的制約や、働き方には疑問があり、

資格を取得したら転職しようという気持ちを入社当初から抱いていました。

働き方への疑問というのは、

・残業時間の多さ

・年間休日の少なさ

・短いサイクルでの異動(基本1~2年の現場がメインです)

・職人からの理不尽な要望

などなど、皆さんも同じではないでしょうか。

以上のことに当てはまる方がいるのであれば、転職を考えるべきと私は考えます。

なぜなら、これは業界及び職種の根本的な問題であり、

あなたの意識や働き方で変えられるものではない!

からです。

転職活動の第一歩

まず、転職エージェントに登録しましょう!

その理由としては、

①希望する求人を紹介してくれる

②面接対策や予想質問の蓄積がある

③年収交渉や面接後のプッシュをしてくれる

などなどです。

やはり転職活動を始めるとなっても、

こういう仕事がしたい!

こうなりたい!

など明確な目標を持った方は少なく、それは決して悪いことではありません。

”自分の現状を変えたい”

という気持ちが大事です。

そして、その気持ちを具体化してくれるのが、転職エージェントの方々です。

私もはじめは、明確な目標はなく、転職エージェントの方と話すにつれて

・自分の市場価値

・応募可能な求人

・やりたい仕事

が、わかってきました。

どの転職エージェントに登録すべき?

私が利用した転職エージェントは、

ミイダス

一番の特徴は、自分の市場価値から想定年収を簡単なステップで算出してくれる点です!

また、ミイダスからのオファーは、面接確約となるので、書類選考等の手間が省ける点も強みです!

はたらいく

独自求人が多数です!

また、転職成功者のインタビューが充実しており、転職スタートから内定、入社までの実体験を学ぶことができます。

[AidemSmartAgent]転職

 言わずと知れた、転職エージェント超大手企業です。

それゆえの情報の蓄積及び25万社以上との取引実績により、必ず自分にあった転職先を提案してもらえます。登録必須です!

転職エージェントのおすすめは、以上です。

転職成功の秘訣は、複数のエージェントを利用することですので、上記のサイトはぜひ登録してみてください。

”転職情報サイト”

【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト

転職会議は、転職を検討している方、みなさんが登録をしています!!

企業サイトや、転職エージェントからでは、わかりきらない、企業の実態や働き方、年収などまで、現役社員や元社員の方々が生の声を書いていますので、企業研究及び自身の志望度をあげ、転職を成功させるためには、必ず登録をしましょう!

 

まずは、複数の転職エージェントに登録をし、一度話して見ましょう!!

そこで自分にあった担当者を見つけることがベストです。

時間の作り方

まず、転職エージェントとの面談ですが、

時間は柔軟に対応してくれることが多いです。

また、直接でなくとも電話での対応も可能です!

私自身、エージェントの方と直接お会いしたのは、

書類審査、適性検査が通り、一次面接の前に一度だけです。

これは、私の仕事上、時間を作ることが厳しく、このような対応をしてもらいました。

その代わり、自分一人でできる作業

・提案された求人票の選定

・履歴書、職務経歴書の作成

・ 面接対策

これらは、行き帰りの電車や休日などスキマ時間をうまく活用して行いましょう!

今では、スマホ一つあれば検索も、文章の作成も問題なくできます。

できる時間にできることだけやっていきましょう。

転職活動の準備は、

スキマ時間でできることがほとんどです!

時間的拘束が出てくるのは、面接当日だけです。

転職難易度

各社に転職難易度というものがあります。

もちろんネームバリューが高く、給与も高い企業は、応募者は多く、

採用人数は1〜2名のため、倍率が各社変わってくるためですね。

特に若手の現場監督の方に注意していただきたいのは、

新卒の就職活動と転職活動は、全く別物であるということです。

新卒時は、企業も大々的に求人を出すため、受け皿は大きいですが、

わざわざ既卒者を採用するというのは、

・人員の欠員があった

・業務拡大による増員

など様々な背景のなか即戦力を少数採用したいというのが企業の本音です。

そこに自分を売り込み、内定を勝ち取るのが転職活動です!!

そのため、自分のできること、強み、やりたいことを明確にしていき、

転職難易度に対する自身の価値を向上させる

ことが、転職成功の秘訣です!

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【転職】現場監督(施工管理)からの転職【ブラックからホワイトへ】

こんにちは!建築太郎です。

今回は、

現場監督からの転職先や転職の方法

について書いていきます。

私自身、スーパーゼネコンで5年目、3現場目の配属中に転職活動を行い、

無事転職活動を終えました。

・転職を考えている

・忙しくて活動できていない

・もう無理、、

こんな監督のみなさんに読んで頂きたいです。

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 転職活動をはじめたキッカケ

私が転職活動を始めたキッカケは、”結婚”です。

独身時代は、特に長期的なライフイベントを考えることはなく、

忙しいながら日々を過ごし、お給料をもらい、休日に遊ぶという生活でした。

そのため、友人との少し先の旅行の計画等をしようとしても、

”仕事の予定がわからないから、、無理だ。。”

ということが本当に多かったです。

しかし、自分が結婚したときに、結婚式や将来の子どもの運動会など、、

自分が主役となるライフイベントも計画できないのではないかという考えが芽生え、

違和感を感じたことがキッカケとなり、転職活動を始めました。

転職の三本柱

私が転職活動を行うにあたって、ここだけは譲れないという柱が3本ありました。

①現職の経験を生かす!(一級建築士の資格含め)

ワークライフバランス(完全週休2日制+祝日休み)

③残業時間月平均40時間以下

以上、3本となります。

②と③は、一般の企業や業界では、当たり前かもしれませんが、

特に建設業界、現場監督で実現がかなり厳しいです。

そして、逆に言えば、この3つ以外は、ほぼ気にしないように行いました。

現場監督からの転職先

現場監督の経験を生かした場合の転職先を記載していきたいと思います。

・PM、CM・品質管理(不動産系)
・リスクエンジニアリング(保険会社系)
・都市開発(不動産系)
・確認検査機関
・資格学校講師

以上です。

現場監督から現職の経験を生かし、転職となると

上流工程への転職を希望される方が多いと思います。

そのため、そちらをメインとしています。

特に、不動産系の品質管理は、

現場監督の業務に近く、経験を生かし、就業環境を整えることができます。

また、確認検査機関は、一級建築士の資格所持が前提の会社が多く、

更には、入社後、”建築基準判定資格”の受験及び取得が必要となります。

そのため、確認検査機関は、資格を生かす仕事と言えるでしょう。

転職の方法

転職エージェントを活用することがベストです。

理由としては、

①希望する求人を紹介してくれる

②面接対策や予想質問の蓄積がある

③年収交渉や面接後のプッシュをしてくれる

特に、①に関しては忙しい中でゼロから求人を探すのは、

現場監督の方にとっては厳しく、とても楽になりますよ。

オススメ転職エージェント

以下にオススメの転職エージェントを紹介します!

ミイダス

自分の市場価値から想定年収を簡単なステップで算出してくれます!

また、ミイダスからのオファーは、面接確約のため、

書類選考等の手間が省ける点も強みです!

はたらいく

独自求人が多数です!

また、転職成功者のインタビューが充実しており、転職スタートから内定、入社までの実体験を学ぶことができます。

[AidemSmartAgent]転職

 言わずと知れた、転職エージェント超大手企業です。

それゆえの情報の蓄積及び25万社以上との取引実績により、必ず自分にあった転職先を提案してもらえます。登録必須です!

転職エージェントのおすすめは、以上です。

転職成功の秘訣は、複数のエージェントを利用することですので、

上記のサイトはぜひ登録してみてください。

おすすめ情報サイト

【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト

転職会議は、転職を検討している方、みなさんが登録をしています!!

企業サイトや、転職エージェントからでは、わかりきらない、企業の実態や働き方、年収などまで、現役社員や元社員の方々が生の声を書いていますので、企業研究及び自身の志望度をあげ、転職を成功させるためには、必ず登録をしましょう!

まずは、複数のサイトに登録をし、一度担当者と会話をしてみましょう!

その上で、自分にあった担当者を見つけ、転職活動を本格化させることがベストです。

まとめ

転職活動にあたって最も大事なことは、

自分のテーマを決めること

建物にとって、基礎が最も大事なように、転職活動にとっても、足元が最も大事です。

自分がどうなりたいのか、何を求めるのか、自分に何ができるのか、

これらを掘り下げることに時間を大いに使って、転職活動の準備を始めましょう。

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【転職者多数!?】現場監督(施工管理)は、本当に激務??【実体験レポ】

こんにちは!建築太郎です。

今回は、

現場監督(施工管理)は、本当に激務??

についての記事を書いていきます。

よくネットや2chに激務などと書いてありますが、

実際、私が4年間スーパーゼネコンで現場監督として仕事をしてきた経験をもとに

考察していきたいと思います。

現在、現場監督、施工管理職は人手不足の状況にあり、

多くの求人が出ています。

これから現場監督を目指す方は、是非一読を!!

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現場監督の1日

現場監督の1日の仕事の流れは、以下の通りです。

08:00~08:30 朝礼
08:30~11:30 現場巡回、職人への指示、安全管理
11:30~12:00 昼礼
12:00~13:00 昼食休憩
13:00~14:00 打ち合わせ
14:00~18:00 現場巡回、事務作業
18:00~18:30 現場の最終確認1
18:30~19:30   明日の準備
19:30~           その他(書類作成、写真整理、看板作成などなど)

ざっくりですが、こんな感じです。

大きな流れとしては、日中明るい時間は、外で仕事をし、

職人が帰り暗くなってから、事務作業をするといった感じです。

そのため、定時上がりは、厳しいです。

(もちろん特別な予定があれば、上司及び同僚と調整は可能だと思います。)

休日出勤はあるのか

工事現場は、場所や契約にもよりますが、

月曜〜土曜が稼働日

休みは日曜日だけの週休一日の現場が多いです。

日建連が中心となって、週休二日に向けて動いてはいますが、

まだ制度に現場が追いついていない状況です、、

なにより、職人たちは、月給制ではなく、多くの方が日当制です。

そのため、休まず働きたい方が多い!!

しかし、現場監督は、働いた時間だけお金をもらえるわけではないので、

週休二日に対する気持ちが職人さんとは離れてしまうこともしばしば。

ある程度の休日出勤は覚悟しないといけませんね。

残業時間は??

みなさんが一番気なるところでしょう。

前述した通り、日々の残業+休日出勤で残業時間は、多い現状があります。

実際のところ、わたしの平均残業時間は、

約80時間

でした笑笑

どうでしょう、多いのか多くないのか、捉え方次第ですね!

しかし、その分お給料はよかったです。

26歳にして、年収850万円ほどでしたので、給与に不満はありませんでした。

現場監督の仕事は勤務に当たる拘束時間は長いですが、

お給料の良い仕事

と言えるでしょう。

まとめ

現場監督は、拘束時間が長く、やはり激務と言えます!

しかし、その分の給与の高さはメリットです。

仕事内容は、充実しているので、

仕事が趣味となる方は向いているかもしれません!!

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