【21卒必見!】建築学生の就活事情【本音】

こんにちは!建築太郎です。

21年卒の就職活動が徐々に始まっていますね。

今回は

【21卒必見!】建築学生の就職事情【本音】

の記事を書いていきたいと思います。

特に学科生の方は、

進学か?就職か?

とても悩まれると思います。

「進学すると先に社会にでた同期に遅れをとらない??」

「就職するにしても、建築関係はブラック企業が多い??」

これらの悩みの解決をお手伝いします!

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進学と就職の割合

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出典:日本建築学会教育会 建築系大学卒業生の進路に関する第五回調査報告書

上図の学部2010、学部2011のグラフの紫の割合見ることで、学部から大学院へ進学する方の割合がわかります。

建築学科生全体の2〜3割が進学、6割程度が就職の道を選ばれています。

上記のグラフは、いくつかの大学にアンケートをとった結果ですので、

大学によって多少の差は出ると思いますが、

私の大学では4割ほどが進学、それ以外が就職をしていました。

そして、

進学者の割合は、年々減少傾向

にあります。

人気な就職先はどこ??

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出典:日本建築学会教育会 建築系大学卒業生の進路に関する第五回調査報告書

上図が2011年度の就職者割合となります。

10年前の統計にはなりますが、建築業界のパワーバランスをほとんど変わってない

ので、2021年卒の方々に就職先の割合はほぼ同じだと考えます。

建築関係に就職する割合が7割程度!

また、この円グラフから建築系就職先のランキングを確認したいと思います。

1位 総合建設業界(21%)

2位 住宅メーカー(13%)

3位 設計事務所(10%)

やはり人気が高いのは、ゼネコン、ハウスメーカーですね!!

理由としては、学部卒でも入社が十分にでき、

ネームバリューの高い企業が多いからだと言えます。

私自身、スーパーゼネコンに現場監督(施工管理職)として入社をしたのは、

周りに自慢ができる企業だという理由もありました。

進学のメリット・デメリット

進学することのメリットは、

・就職の幅が広がる

・自身の見聞が広がる

・まだ遊べる

などがあります。

特に就職の幅については、スーパーゼネコンや大手設計事務所の設計職は、

大学院卒+コンペ入賞などの実績がなければ、土俵に立つことも厳しいです。

また、大学院に進学し、自由な時間を2年手に入れることで、様々な本や場所、国に出会うことは、今後社会人となっても糧となる経験となるでしょう。

では、デメリットですが、

・年収・経験に差がつく

・無駄に過ごす危険も

などがあります。

特に年収については、

一年目で1000万円近く稼ぐ方も出てきますので差は大きいかと思います。

また、経験についても、

学生時代に学んだことで社会で活かせる技術や知識は多くないです。

そういう意味でも入社した段階で同じ歳でも学卒入社の方は、社会人3年目、院卒入社の方は、社会人1年目となるので多少の差は覚悟しなければいけません。

そして、学びたいことが明確でなく、なんとなくで進学してしまった方は、大事な2年間を無駄にしてしまうでしょう。

大学院の進学は簡単にできても、卒業は、そんなに甘くないです。

就職のメリット・デメリット

就職することのメリットは、

・稼げる

・経験を積める

・友人や知り合いが増える

などです。

やはり一番は、金銭面の充実がメリットだと思います。

学生時代のバイトとは、稼げる額が変わります。

欲しいものや美味しいもの、親への孝行など自分に自由に使える金銭が増えることは、様々なメリットがありますね!

また、社会人の経験は、社会でしか学べません。

それ故に建築系の資格では、受験資格に実務経験を要する資格が多いです!

早く実務を積むことは、資格取得にとっても重要なことです。

そして、

就職し新たなコミュニティに入ることで、友人や知り合いは、自ずと増えます。

そこで会う方々は、学生時代とは、出身地、年齢、分野などなど多岐にわたるので

とても充実した場となります。 

では、デメリットですが

・就職先に多少の制限

ブラック企業の存在

などです。

就職先の制限は、大学院進学のメリットと表裏一体となりますね。

ブラック企業の存在については、日本の4年制大学の就活期間は、

限定的で全員で足並みを揃えることを重視しています。

そのため、人によっては、周りとの状況を比較し焦って、企業研究が甘くなり、

ブラック企業に入社してしまう危険もあります。

建築業界のブラック企業については、次章で詳しく書いていきます!

建築業界はブラック企業が多い??

実際のところ、建築業界は

ブラック企業が多いです!!

ブラック企業の判断基準としては、残業時間が重要になりますが、

業界として、残業時間の多さはとても目立ちます。

私の5年間の建設業界に身を置いた経験から、

建築業界の平均残業時間80時間程度だと思います。。

過労死ラインとされる残業時間は、80時間です。

過労死ライン≒平均残業時間と考えると恐いですね。。

まとめ

進学、就職どちらにもメリット・デメリットはあり、それは表裏一体です。

そのため、

自分の目指す姿を明確に想像する

これを徹底しましょう。

そして、自分のやりたい仕事は建築業界であり、ブラック企業の心配がある場合は、

よく調べ、よく聞くことです。

そして、たとえ残業が多くともやりがいを持って取り組める仕事であれば苦にはなりません。

私自身、平均して80時間を超える残業をしていましたが、仕事が楽しかったです!

自分の時間−やりたいこと−家族との時間、これらを天秤にかけて、

一度自身のキャリアを考えていただきたいと思います。

みなさまのご健闘をお祈りいたします。

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