【内覧会】インスペクターは必要??使いたくない!【初心者必見】
こんにちは、建築太郎です。
今回は、
・マンション内覧会におけるインスペクターの必要性
・自分で内覧会を行う方法
について記事を書いていきます。
私は、施工管理として600戸超の集合住宅に携わってきました。
その経験をもとに、
マンションを購入し、内覧会を控えている皆さんに内覧会の秘策
をお伝えできればと思っています!
関連記事
architecture-worker.hatenablog.com
architecture-worker.hatenablog.com
関連書籍
内覧会とは
内覧会とは、マンション購入者が入居前に自身が購入したマンションの
”出来栄え”や”機能”を検査する場となります。
購入者にとって、はじめて自分の家を見る大切なイベントです。
”出来栄え”や”機能”を確認する場となりますので、
部屋内の傷や汚れ、扉などの動作の不具合に問題があった場合、
売主に指摘をし、直してもらう”検査”です。
もちろん、直す費用は無料です!
(使っていないのだから、当たり前ですね笑)
また、基本的に”傷汚れ”に関しては、無償で直してもらえるのは、
この内覧会が最初で最後の機会となりますので、ご注意ください。
インスペクターって??
内覧会についてネット等で調べ始めると、インスペクターやホームインスペクションという言葉をよく目にすると思います。
インスペクター(inspector) = 検査員・監査員
日本では”内覧会代行会社”の意味を持ちます。
有料で、内覧会に専門知識をもった担当者が原則1名同行し、代わりに検査を行ってくれる業者です。
はじめて内覧会をされる方にとっては、安心感がありますね。
しかし、相応の金額が発生することを忘れないようにしましょう。
インスペクターは、必要?
インスペクターは、必要ありません!!
安心感はあるかもしれませんが、正直お金の無駄です。
実際、高級タワーマンションの内覧会では、
全体入居者の2割ほどがインスペ同行で、
それ以外はご自身で内覧会を行っていました。
高級志向な方々でもその程度の割合ということです。
そして、その方々みなさん問題なく生活をしています。
では、なぜインスペクターが必要ではないのか
・傷汚れの検査は、誰でもできる
・機能検査は、事前にゼネコンで実施済み
この二つが理由です。
”傷汚れの検査は、誰でもできる”
服や家具を買うときと一緒です。
見た目の検査ですので、ご自身で可能です!
”機能検査は、事前にゼネコンで実施済み”
インスペクターというと、機能的な専門知識を要する検査を
行ってくれることに魅力を感じると思います。
しかし、そもそもが内覧会を受ける前段階に
何度も検査をした上で内覧会を迎えるのです。
具体的な検査の流れは、
業者→施工会社→建築主→内覧会
最低でも内覧会の前に3回は、検査を行っています。
傷汚れに関しては、見る方によって多少の違いはあるかもしれません。
しかし、機能検査は、使えるのか使えないのかが検査項目です。
無償で検査済みの項目を、
わざわざお金を払ってまで実施すべきでしょうか??
内覧会は、自分でできる?
しかし、まだご自身での内覧会に不安があるかもしれません。
大丈夫です。
ご自身で可能です!
そのためには、一度いま住んでいる家を検査して見ると良いです。
傷汚れは、どこにつきやすいのか
ガスや水回りの使い方はどうか
このような視点で一度検査をしてみましょう。
そして、現状に違和感がなければ、それを基準に内覧会を行ってください。
全く初めてだと、基準を持っていないため不安を感じます。
そのため、ご自身の家で基準を作ってみてはいかがでしょうか。
内覧会チェックポイント!
内覧会チェックポイントを紹介します!
architecture-worker.hatenablog.com
こちらの記事でまとめていますので、ぜひ活用ください!
安心して、内覧会を迎えられますよ!!
まとめ
初めての内覧会、嬉しさ半分緊張半分ですね!
インスペクターは、安心感があるかもしれませんが、
内覧会初心者の方でも、十分にフォロー可能です◎
ぜひ、ご自分の家は、ご自身で検査してほしいです。
より愛着がわく、機会となると思いますよ!!
後悔のない充実した内覧会を行ってください。