【ダマされるな!】超初心者向け!マンション内覧会のチェックポイント!!【自力】

こんにちは、建築太郎です。

今回は、

マンション内覧会のチェックポイント!!

についての記事を書いていきます。

私は、スーパーゼネコンにて

600戸超のマンションの内装工事に携わってきました。

そして、内覧会対応を売主側として行いましたので、

マンション内覧会のプロフェッショナルであると、自負しています!

中古や新築マンションを購入すると、入居前に内覧会が行われます。

何度かマンションを購入している方であれば、

行う意味見るポイントを把握されていると思います。

しかし、”初めてマンションを購入した方”にとっては、

ハードルが高いかもしれません。

”なにを見なければいけない?”

”業者にお願いするべき?”

”せっかく買ったマンション、失敗したくない、、”

などなど

内覧会に不安や疑問を抱えている方々にぜひ読んでいただきたいです。

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内覧会とは

内覧会とは、マンション購入者が入居前に自身が購入したマンションの

”出来栄え”や”機能”を検査する場となります。

購入者にとって、はじめて自分のマンションを見る大切なイベントです。

”出来栄え”や”機能”を検査する場となりますので、

部屋内の傷や汚れ、扉などの動作の不具合に問題があった場合、売主に指摘をし、

直してもらう”検査”であるという意識を強く持ちましょう!

もちろん、直す費用は無料です!(使っていないのだから、当たり前ですね笑)

また、基本的に”傷汚れ”に関しては、無償で直してもらえるのは、

この内覧会が最初で最後の機会となりますので、ご注意ください。

インスペクターって??

内覧会についてネット等で調べ始めると、

インスペクターやホームインスペクションという言葉をよく目にすると思います。

インスペクター(inspector) = 検査員・監査員

日本では”内覧会代行会社”の意味を持ちます。

有料で、内覧会に専門知識をもった担当者が原則1名同行し、

代わりに検査を行ってくれる業者です。

はじめて内覧会をされる方にとっては、安心感がありますね。

しかし、相応の金額が発生することを忘れないようにしましょう。

私は、インスペ反対派です笑

この記事は、自分で内覧会を行う術を記載していきます!

内覧会の流れ

購入したマンションの規模や施設にもよりますが、、

①マンション共用部にて概要説明
②部屋の検査
③共用部の確認
④検査指摘の是正状況確認
⑤終了

以上が基本的な流れとなります。

②が検査される方や部屋の大きさによって、時間が前後します。

私が経験した中では、約50平米ほどの部屋で10分で終わる人もいれば、

6時間以上見る人もいました。汗

私が考える必要時間は、1時間〜2時間程度です。

上記の時間で十分に検査可能です。

内覧会三大ルール

・見る順番を決める

・動作確認を入念に

・見過ぎない

以上です。一つづつ解説をします。

見る順番を決める

ここを明確にしないと、見落としをしてしまい、検査していない箇所がでたり、

重複して見てしまい、無駄に時間がかかってしまう可能性があります。

特に待ちに待った新居をはじめて見る機会となるので、

あらゆるところに目移りをしてしまいがちですので、注意をしましょう!!

私のオススメは、

玄関口から反時計周りに部屋の確認+各部屋の内部も反時計回りで確認

このように、一定のルールを決めることで、見落としなく

更には、落ち着いて検査ができる効果があります。

動作確認を入念に

内覧会は、”傷汚れ”と”機能”を検査する場です。

その中でも、機能→動作確認を重きを置いて、検査を行いましょう。

理由としては、生活に困るからです。

機能の検査は、使えるはずのものが使えないなので、

入居日に確認しても無償で対応してもらえることが当たり前です。

しかし、修理にも時間がかかってしまう危険があります。

折角の新居なのに、数日料理ができなかったり、お風呂が使えないのは嫌ですよね。

そのため、

入居日まで時間がある段階の内覧会で、入念な検査を行いましょう!!

見過ぎない

大事なポイントです。

内覧会が長い人は、傷汚れを必要以上に見過ぎてしまっている方々です。

這いつくばったり、虫眼鏡をもって検査する方もいらっしゃいました。

その状態で発見できる、

傷汚れは、生活したらすぐつきます!!

家は、家具を置いたり、掃除機をかけるだけで傷がつくものです。

大金を払ったマイホームで神経質になる気持ちもわかりますが、

自分が歩いて、寝転ぶ場所ということを忘れずにしましょう。

すぐに傷ついちゃいます。

また、内覧会はもちろん家具やカーペットがない状態で検査をします。

将来の家具の配置を念頭にいれれば、家具で隠れてしまう場所の小さな傷や汚れを

気にしても仕方がないのではないでしょうか。

内覧会チェックポイント!!

やっと本題ですね、お待たせしました。

①凹みやめくれ、傷、汚れ

②出隅部の欠け

③入隅部に隙間

④面全体で不陸はないか

⑤巾木との取り合い部の隙間

①凹みやめくれ、傷、汚れ

②全体を歩いて見て、音鳴りはしないか

③靴下ですり足で歩いて、凸部はないか

玄関

①扉の開閉動作

②鍵の動作

③傷汚れ

④スコープの見え方

⑤開閉時に異音はしないか

キッチン

①ガス、IHはつくか

②換気扇は動くか

③水は出るか

④伸縮水栓の動作

⑤戸棚の扉に開閉動作

洗面所

①水は出るか

②伸縮水栓の動作

③戸棚の扉の開閉動作

④鏡の傷汚れ

お風呂

①水は出るか

②換気扇は動くか

③鏡の傷汚れ

トイレ

①水は流れるか

②トイレの動作は正常か

③ペーパーホルダーの取り付け状況

バルコニー

①傷汚れ

②床材のはがれやめくれ

建具(扉や窓)

①開閉動作

②鍵の動作

③取っ手の動作

④開閉時に異音はしないか

造り付け家具

①傷汚れ(特にハンガーパイプ)

②扉の開閉動作

以上となります。

これらを検査していただければ、充実した内覧会となります。

まとめ

なんとなく、内覧会についてわかっていただけたでしょうか。

検査するのは、自分の家です 。

プロでなくとも、

これまで住んできた経験で、誰にでも検査ができます!

自分が生活することを一番に考えて検査をしましょう。

他人に任すのではなく、自分だからこそできる検査ではないでしょうか。

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